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私池川哲郎博士
NPO統合医療普及協会理事長
日本統合医療研究会理事
元国立がんセンター研究員
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前立腺癌になった父の話

私(漢方薬剤師:中尾)の父の話です。
65歳(2002年2月現在)前立腺癌中期
 
私の父は明るく今までいたって健康で、お酒を良くのみ、肉食過多のどこにでもいるタイプです。
 
いままで大きな病気をしたことはないのですが、2001年の夏ごろから、「おしっこが出にくい」と言っていました。ライオンズクラブなどボランティア活動をしている事もあり、同じ会の泌尿器科の先生に診てもらっていました。
(我家では自分の身体は自分で守るが基本ですから)その病院で前立腺肥大の排尿治療薬ハルナールを飲んで調子いいと言っていたので、とりあえずそのまま様子をみることにしたのです。
 
しかし、2002年の正月に宮崎へ夫婦で旅行に行ったときに、かなり違和感と痛みを感じたらしく、「ちょっとおかしい?精密検査にいってみたら?」と薬剤師である母に言われ、休み明けに北九州市の大病院にて検査しました。
 
そうすると見事、前立腺癌の診断が下ったのです。
 
本人はショックをかなり受けて帰宅し、なぜ今までの泌尿器科で前立腺癌が発見できなかったのか?とかかりつけの医師と喧嘩になりました。しかも進行度は中期です。そうはいっても前立腺がんと言う診断は覆りません。
父はすっかり落ち込んでしまい、「俺の命はもう2年しか持たない…後は頼む。
来月に手術するから…」と家族に言いました。
思い出の写真  
やはり家族としてはショックでしたし、まさか自分の家族が前立腺がんになるなんて???と思いました。
 
ついいろんな思い出が頭を過ぎってしまいます。
 
病院では、前立腺肥大を収縮させるという女性ホルモン剤などで、あとは手術で癌をとりましょう、とのことでした。
 
しかし「このは治るな…」。直感がありました。
 
そこで、私は父の頑固な性格を知っていますので、心配した顔を見せず、日々の業務に励んでいました。何も言わない私を見て、父は「俺の事を心配しないのか?」と言います。「だって、俺の言う事、聞かんでしょう? あなたの人生だから好きなようにしたらいいよ。(業務に向かう…)」
冷たいものですね〜。というか、その人がその気にならないどうしようもないので、気がつくまで放っておくのです。(ちょっと本人の意思を試してみました)
 
私は、父の前立腺癌も代替医療でいけるという確信を持っていました。
 
数日して母が説得したらしく、そこではじめて父の癌の状況を聞いたのです。
そして父の前立腺癌に私流の「がん克服法」を試してみる事にしました。
 
それが2002年の3月のことです。その時のPSAという前立腺癌の数値は、96というかなりの高い値だったのです…。(PSAの正常値は0.4以下です。)
少しお酒を控えさせ(といってもほどほどですが)、上の方法を試してみました。
老体に負担のかかる手術も医師と相談のうえで中止させ、PSAの数値の結果を待ちました。
 
すると、手ごたえが早くも翌月にも出てきたのです。以下がその結果です。
 
 PSA 前立腺腫瘍マーカー
  2002年3月  96
  2002年4月  44
  2002年5月  16
  2002年6月  0.4
  2002年7月  0.2
  2002年8月  0.2
  2002年9月  0.2以下
  2002年10月 0.2以下
  2002年11月 0.2以下
 
 
レントゲンで癌の大きさを見ても前立腺がんほぼ消失しかけています。
医師は不思議がっていましたが、検査だけは続けて、癌の他への転移も含めて様子を見守っています。
今では、せっかく減らしたお酒も「いいじゃないか」といいつつ飲み始め、また元の木阿弥の状態ですが、それも体調と心の安心のためならいいでしょう。
 
私はそれで良しとしています。
結果がすべてですし、QOL(生命の質)が大事だと思っていますので。
出費は覚悟の上で、今のペースで対策を続けさせていこうと思っています。
 
 
 
以上は前立腺癌の例ですが、このように「癌」といっても打つ手がないわけではありません。
こういった前立腺癌をはじめとした「がん」に対する代替医療も、やみくもに使えばいいというわけでもありませんし、やはり理論があります。如何に良いアドバイザーに出会うかというのもあると思います。
 
もし私たちでよろしければ、喜んでアドバイスさせていただきます。
 
*)2004年11月追加
この話の続きは『今度は肺癌になった父の話』をお読みください。

 
 

 

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