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私池川哲郎博士
NPO統合医療普及協会理事長
日本統合医療研究会理事
元国立がんセンター研究員
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■漢方薬(自然薬)は効果的?

「弱り目に祟り目」という言葉があるように、免疫力が落ちた時は、いろんな病気になりやすいものです。
そして、確かに症状を抑える事も大切ですが、根本から病気に負けない体質をつくり、抵抗力を高めていく事が一番大切だと思うのです。
 
古い言葉の中には、「医食同源」「薬食同源」という言葉もありますが、食生活の改善で、病気に負けない体力づくりをしていければ理想なのですが…短期的に普段の食事から良いものを摂り入れるには、食べきれないほどの量を摂らなければ難しいといわれています。
可能だとしても、食材をいつも気にしていかなければなりませんし、時間的に非効率に思えます。また、食生活を変える事で、逆にストレスを抱えこんでしまうケースも考えられます。
 
そういった点からも、漢方薬や自然薬などの服用も効果的になってきます。
 

■漢方薬(自然薬)について

自然薬は生薬そのもののエキスを抽出して作られるもので、漢方薬はこの生薬をいくつも組合わせて作られる自然のお薬です。 漢方は何千年も前から現代にかけて、たくさんの生薬の組合わせをつくり出しました。そして、それを基本にして調整したものが、現在の漢方薬です。 自然薬と漢方薬には、煎じて飲む『煎じ薬』もありますが、一般的なのは、飲みやすくしたエキス剤(錠剤・カプセル・顆粒など)です。
 
もともと人間(動物)が持っている病気を治す力(自然治癒力)を高めることが漢方の考え方です。
 
体質や症状にぴったり合ったものを服用すれば、体感的に飲み始めて1〜2週間程で、「寝起きが楽になった」「痛みが減った」「食欲が出てきた」など主訴以外のところから、兆しが出てくる方もいます。
 

■西洋薬と漢方薬(自然薬)のおおまかな違い

切れ味が鋭く、即効性のあるところが西洋薬(新薬)の特徴です。
西洋薬は有効成分から作られています。その分切れ味が鋭く、即効性もありますが、その反面、使い方によっては好ましくない作用が出たり、効き目が強く出すぎたりすることもあります。また西洋薬は、一つの薬で様々な症状を取ることには向いていません。 そのため症状が多ければ多いほどお薬の量が増えていくことも考えられます。
 
それに対して漢方薬(自然薬)は、様々な症状にマイルドに作用し対応できる自然のお薬といえます。
一人ひとりの個人差を重視して使い分けをするのが漢方薬(自然薬)の処方です。疾患名で判断することだけでなく、一人ひとりの体質や病気の状態を考慮しながら最適なものを使い分けていきます。
また、漢方を始めると、主な症状とは別に元々からある不快な症状も一緒に改善されることがあります。これも、漢方の特徴の一つです。
 

■プラス思考で積極的に取り組む

ガンは、「早く何とかしたい!」の一心につきる思います。
 
私たちは安全で可能性を期待できるものであれば、根拠のあるもの、学術的データーに基づいているもの、自分自身で体感し納得できるものでしたら、漢方薬であれ、気功であれ、ホメオパシーであれ、いち早く積極的に取入れたほうが良いと思ってます。
 
漢方以外では、精神免疫学という学問があって、人間はプラス思考か?マイナス思考か?で免疫力が結構違うというのもあります。
当然、プラス思考は、病気に対しての前向きな姿勢が免疫を上げて病気を治しやすくします。
可能性があるものに対しては、全てを信じ、ゆだねる…という『プラス思考』 大切ですよ。
 
また体温が1℃違うだけで免疫力が20%違うそうです(36.5℃と35.5℃とでは前者)。ということは、身体を温め血行を良くする必要もあります。
 
他では、もちろん、栄養学的な概念(癌の悪液質予防)も必要ですし、癌の血管新生抑制、NK細胞の活性、アポトーシス、免疫細胞の増産なども考えていく必要もあると思います。
 

 

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