【薬剤師監修】 掌蹠膿疱症と漢方掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)とは 掌蹠膿疱症とは、手のひらや足の裏に膿を持った小さな水疱(膿疱)が多数出現する病気です。最初は小さな水ぶくれ(水疱)が出来て、それが膿を持ち膿疱に変化します。その後、かさぶたになってはがれ落ちます。
慢性的に経過する病気ですので、だんだんと、これらの色々な時期の皮疹が混じった状態になります。痒みや痛みを伴うこともあります。
膝や肘などに紅い皮疹ができることもあります。膿を持っていますが、これは免疫反応によるものであり、細菌感染ではありませんので、他人に移ることはありません。
掌蹠膿疱症の原因 扁桃腺炎や蓄膿症、中耳炎、虫歯、歯周囲炎などの症状が出ている皮膚とは離れた場所の細菌による慢性の感染病巣が原因になることがあり、扁桃摘出や歯科治療により皮膚症状が改善することがあります。
皮膚以外の症状 1〜3割の患者さんに骨や関節の症状が出る事があります。胸骨、鎖骨、肋軟骨の結合部(胸の上のあたり)の痛みや腫れといった症状が最も多く、首や腰に痛みがでることもあります。
掌蹠膿疱症の治療 関係がありそうな慢性炎症巣や歯科金属があれば、既に述べたように扁桃摘出や歯科での金属除去など悪化要因の除去を行います。
その他には、ステロイド軟膏ややビタミンD3軟膏、紫外線療法や短期間のビタミンA誘導体の内服を行うこともあります。中には自然治癒してしまう方もいます。3〜7年の経過で治ることが多いようです。
掌蹠膿疱症の漢方との関係 |
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記事監修:薬剤師 中尾典義
薬剤師免許取得。吉富製薬鞄結梃、究所研究員として従事。その後、病院の薬剤師として臨床経験を積む。1995年家業(薬局)を継ぎ榎屋相談薬舗叶ン立。現在では元NPO日本抗老化医学会実践指導士、(社)日本漢方連盟 漢方委員、ミスユニバースジャパン鹿児島認定漢方講師など多方面で活躍。
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