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C型肝炎と共存する母と患者さんの話

相談員中尾の母のC型肝炎克服体験話です。

自分(相談員中尾)の母ですが、20年前の盲腸の手術かその後の腫瘍手術の際のどちらかの輸血でC型肝炎に感染してしまいました。あの当時はC型肝炎という言葉がまだありませんでしたので10年前に血液検査をしてC型肝炎と告知されたのです。

最初は食欲もなく、胃がおかしいということで内科にかかった時に、血液検査で肝臓の数値に異常が出ました。その時の数値が70ぐらいだったので、すぐに肝臓の専門医のもとに行かされ検査した結果、慢性のC型肝炎だと告知されたのです。肝生検が必要といわれ検査入院をしました。

そしてその結果、活動型のC型肝炎と告知されました。最先端の医療だったインターフェロン(IFN)を適用することになりました。幸いながらインターフェロン(IFN)が保険適用になった直後だったこともあり、C型肝炎に20〜30%の確率ですが効果あるということと、やる価値があるという周りの勧めでインターフェロン(IFN)をはじめました。

薬剤師である母は、インターフェロンの副作用の危険性も知っていたため、インターフェロン投与するための入院期間中も黙って漢方薬を飲んでいました。

入院初日は高単位のインターフェロンをうち、非常に発熱したのですが、2回目のインターフェロンの投与からほとんど発熱もなく、2週間の治療期間を無事副作用なく過ごせました。同室の女性患者さんはインターフェロン(IFN)投与後は毎回のように高熱が出て苦しんでいたそうです。同室の女性患者さんのように副作用が出なくてよかったと家族で話しておりました、

入院必要期間が終わった後、半年のあいだ地元の内科にてインターフェロンの皮下注射をしながら漢方薬もつづけました。副作用は若干ですが無気力が出たそうです。
仲良くなったC型肝炎どうしの患者さんの中には、残念ながら副作用がとてもつよく出てしまい途中で中止した方もおられるみたいです。

インターフェロン投与期間中は、肝数値は10〜20の正常値で効果があったと思っていましたが、インターフェロンを止めて半年後にまた前と同じ70くらいの数値に上がってしまいました
母は、おそらくインターフェロンの効果がないウイルスであろうと自分で考え、どうせまた悪化するだろうからと、再度勧められてもインターフェロンはもうしないことを決意しました。

漢方薬の組み合わせだけで予防していこうと考え、本人の意思で病院の治療は行わないことにしたのです。

その後は、3ヶ月に一度の血液検査と半年に一度の腹部のエコーを受けながら自分の調子を管理している状態です。そして薬剤師として自分で考えて肝臓に良いように漢方薬を飲んでいます。免疫力を上げれば、ウイルスを抑制できると考え、肝硬変にならないようにウイルスの繁殖とC型肝炎の進行を抑え、C型肝炎ウイルスとの共存を目指す、という考えです。
最初は70ぐらいあった肝数値ですが、その時は40ぐらいに減り、その値で安定していました。

薬剤師としてのハードワークと少々のお酒をたしなみつつ生活をしていたのですが、途中、肝臓に良いものがあるということで、漢方薬を変更したところ、好転反応(*)でしょうか?40度の高熱と下痢・食欲不振がおき、3日間寝込みました。劇症肝炎かも知れないと思い急いで内科に行ったところ肝臓数値は10〜20の全くの正常でした。夏の風邪でしょうとのことで外来を帰ってきました。
(*「好転反応」に関しましては、「好転反応とは?」のページを参照下さい)

その後は次第に体力が回復し、次の定期検査は肝臓数値の10〜20と安定していたのです。ひょっとしてウイルスも陰性化していないかな?と考えていましたが… C型肝炎の進行は抑えられていました。

そしてその漢方薬はしばらく続けたのですが、調子いいものですから案の定、だんだんサボりがちになり、今は適当に漢方薬を飲み、サボり、を組み合わせています。

そのせいか、肝臓数値は40ぐらいに上がりましたが、病院の薬も全く必要とせず、定期健診にいくだけです。もう10年も病院には検査のために通っているだけです。
医師からは「別に何も変わりません、結果は良いですよ。なにか飲まれているんでしょう。あなたのC型肝炎は肝臓癌には移行しないでしょうね。」といわれています。

C型肝炎も肝硬変に進行せず、肝臓癌にならなければ怖くありません。
C型肝炎ウイルスとの共存。これは難しくないと思います。


ただ悪化させなければ良いだけなのですから。


漢方治療が効いた近所の患者さんの話もあります

この方は60歳くらいの女性ですが、C型肝炎と告知され、かなり肝臓癌になる確率が高い言われ、家族でかなり悩まれたそうです。インターフェロンを病院から勧められましたが、周りの人の副作用を見ていたため、インターフェロンをせずに良い話はないかといってご相談に見えられました。そこで、自分の母で経験した方法を話したのです。
この方は、ご主人と相談され、その方法で効果が出なかったらインターフェロンをする決心をしていたそうです。ご主人の「身体に良いと思われることなら何でもやってみろ」という温かいお言葉とご協力で当店の漢方薬を飲まれることになりました。

私は「好転反応(*)がでる可能性がありますよ、注意してくださいね」といって漢方薬をお渡ししておいたのですが、やはり予想どうり、目がぐるぐる回って身体がおかしいという反応がでました。
こちらも驚きましたが、おそらく心身の疲れと更年期障害もあったため、好転反応がそういった形で出たのではないかと考え、その症状用の漢方薬を一週間分だけ追加しておきました。
2・3日してそれも治まり、少し重かった体調が軽くなったそうです。ご主人も最初の反応に驚いていましたが、だんだん肝数値が下がってきたため、ひょっとしていけるかも知れないという期待感をご夫婦で持たれたそうです。
(*「好転反応」に関しましては、「好転反応とは?」のページを参照下さい)

にこにことご本人さんはたまに見えられご報告をいただいていました。

そして服用半年後、とっても良いお知らせがあるといって見えられたのです。

患者さん「店長さんC型肝炎のウイルスがマイナス(陰性化)になったのよ!」
私「へ〜 すごいですね。 とってもよく合ったのでしょうね。 助かりましたね〜」
患者さん「うれしいから、主人からもそんなに効いているなら続けてみろといわれてまた買いにきたわ。これって身体にいいんでしょ?」
「身体に悪かったらそういう結果にならないでしょ。(笑) 身体の元気度でわかると思いますよ。」
とのことで、飲む量は減らしましたが続けてもらっています。

もう3年近くたちますがC型肝炎ウイルスは陰性化のままです。
人によってはこういう可能性もあるとおもいます。


たかが漢方薬、されど漢方薬、身体に合うととてもいい結果を出す場合もあるのです。
C型肝炎も漢方療法も可能性はあると思いますよ。肝臓癌に進行しないように、身体を守ることも大切だと思います。

(文責:中尾)


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