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「肝炎」とは肝臓の炎症という意味ですが、肝臓の炎症って一体どういう状態のことを言っているのかあまり知られていないんじゃないかと思います。炎症ですから赤く腫れて、熱を持っているようなイメージじゃないかと思います。実際私も、病理学を勉強するまでそう思っていました。
ところが実際もっと細かく勉強すると、肝炎とは「肝細胞の細胞膜が破れて、細胞の内容物が血液中に溶け出してしまっている状態」のことを意味していると分かります。血液検査で出てくるAST(GOT)・ALT(GPT)などの数値は肝細胞の内容物(酵素)が血液中に流れ出てしまっていることを示しているんです。
さて、肝細胞の細胞膜が破れてしまっているのが肝炎ですから、破れた細胞膜を再生することが肝炎を治療する基本的方針となります。C型肝炎のようなウイルス性肝炎の場合は、細胞膜をいくら修復してもウイルスが無くならなければ原因が取り除かれないですから、ウイルスを退治することを同時に行わなければなりません。
C型肝炎の場合、ウイルスが根本原因となっているわけですから、ウイルスを退治することが根本治療です。そのため病院ではC型肝炎ウイルスの増殖を抑制する「インターフェロン療法」が中心となります。インターフェロンも何タイプかありますが、大体の有効率は30%前後です。
またインターフェロンの副作用は次のようなものが報告されています。
発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛、食欲不振、吐き気、眠気、精神不安定、体重減少、不眠、発疹、月経異常、眼痛(眼底出血)、胸痛、抑鬱、呼吸困難、脱毛、甲状腺機能異常など。
破れた細胞膜の再生は患者自身の回復力が鍵を握ることとなります。
幸いなことに肝臓というものは再生力のある「沈黙の臓器」 です。
肝臓は予備能力が大きく、少々の障害を受けても症状が現れないため「沈黙の臓器」と呼ばれるのです。80%程度が障害されて初めて機能不全になるほどの強さです。
しかも、その7割近くを切り取っても復活することができるほど再生力の高い臓器です。
肝臓は主に小腸から吸収した栄養素の処理と貯蓄を行います。それ以外にも、生命活動を維持する上で重要な役割を持っています。また化学物質の分解解毒を行う臓器です。
私はC型肝炎の代替医療での治療の方針として以下のことを考えています。
- 免疫力が上がると考えられる方向性を見つける
- 肝臓細胞の細胞膜がしっかりすると思われる方向性を見つける
- アミノ酸やビタミン、ミネラル等の肝臓に栄養源をもたらす、もしくは肝機能が低下することによって起こる全身の栄養不足を補う方向性を見つける
- 肝臓に負担をかけていく不要な化学物質等を摂取しないような方向性を見つける
- 肝臓や身体に負担をかける物質を速やかに排出する方向性をみつける
- C型肝炎の治療の副作用を受けにくいように体力等の準備をしておく
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