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末期の肝硬変や腹水の相談をお受けする中で、
「どうにかならないでしょうか?」と よく言われます。
「どうにかならないでしょうか?」と言われましても、「何も食べられない、水も飲むのも辛い」という状況になりましたら、こちらとしてもある一つの方法を除いては、手の下しようはありません。
ご家族が肝硬変や腹水で現在お悩みになっている方に申し上げたいのですが
「いずれ…そうなる可能性が高い」と言うことです。
そのために一刻も早めの対策が必要だと思います。
利尿剤や、アルブミンの注射、アミノ酸補充療法などで確かにうまくいく場合もあると思います。
現在のDrの方に、「今のままの療法で行くと、確率何パーセントで改善し、何パーセントぐらいの確率でこのまま衰弱していくでしょうか?」とお尋ねになられることも家族として、出来ることの一つです。
自分(相談員 中尾)の『父の癌の体験談のホームページ』でも書いてあるように、自分はDrにそれをはっきり聞きました。
事実を知っておき、病気と前向きに向き合うことがとても大事だと思うからです。
その結果、自分の父はうまくいきました。
今の治療法で最善なのか? それは誰にもわかりません。 知識や情報を自分で仕入れ自分達で判断していくしかないのです。
肝硬変や腹水のご家族を持たれた方から「すぐに肝硬変や腹水を治すには、なにか良い漢方薬はありますか?」と、ご相談のお電話をよく頂きます。 ご家族が、食欲がなく、体力もなく、苦しんで、このままでは長くもたない、何とかしてあげたいというお気持ちからお電話をいただいているのだと思いますが、
「肝硬変や腹水をすぐに治す薬はありません。 しかし、現在の食欲不振や、体調不良、気力低下、なんとか病に向かって立ち上がろうとする患者さんの手助けは出来ます。」とアドバイスすることにしています。
体調が少しでも改善して、食欲が出て、食事やお薬等を飲めるようになりましたら、回復への道が開けるのです。 それは自分で回復する力をちょっと一押ししてあげるといいのです。
その一押しをどうするか? ひたすら待てばその時期が来るのだろうか? 点滴等の西洋医学もしくは漢方薬などの東洋医学がその一押しを押して上げられるのでしょうか?
その一押しがうまくいき、回復力の歯車が噛み合いましたら、自分はいい方向に行くと思います。
可能性は、自分で追うもの、未来は自分で作るものなのです。
私どもの考えは東洋医学と西洋医学の良いところを組み合わせることです。 この考え方は統合医療(西洋医学と東洋医学の)もしくは補完代替医療(西洋医学の不足部分を補うもの)といい、現在すこしづつ研究者や医療機関でもとりいれようとされています。 その考えはゆっくりしか進んでいません。 しかし今世紀中にはそれが主流になると思います。
私は、東洋医学と西洋医学を認め合い、お互い手を取り合っていく必要があると思います。
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