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肝性脳症や食道静脈瘤破裂の予防

肝硬変が悪化時の肝性脳症食道静脈瘤破裂の予防

慢性肝炎が進行し肝硬変になると3つのこまった問題が起こります。
それは、

   「肝癌の発症」
   「食道静脈瘤の破裂による出血」
   「肝不全

                          の3つです。

肝不全とは肝臓の働きが高度に障害された状態で、黄疸や腹水、意識障害などの症状が出ることがあります。
意識障害は肝性脳症とよばれ、肝硬変が進行した時に起きることがあるもので、「何かいつもと違う?」という軽い意識、知覚障害のから、重くなると
  
    「うわごとをいう」
    「幻覚を見てるようだ」
    「意識、自我がない」

                         などの昏睡状態になる場合もあります。


そのために、患者さんだけでなく、ご家族が非常に心配されるのです。 原因は肝臓の解毒機能の低下及び、腸内環境の悪化によるアンモニアの発生と言われています。


食道静脈瘤は肝臓を通って心臓に戻るはずの血液が、肝硬変で肝臓が硬いため、 十分肝臓を通って心臓に戻ることができず、バイパス(迂回路)として食道に出現し、食道静脈瘤になります。そしてそれが進行すると、破裂して多量の血液を吐くことになります。


その原因は、肝硬変やその他の原因による、血管内の血圧が高くなることです。 安静にし、体に刺激(激しい運動や過剰な疲労を含め)を与えないことが基本となります。 風邪をひかないようにして、咳を避ける。または強く鼻をかまない、便秘を避け、禁酒、禁煙、禁刺激食品することも重要です。


これらの病気に関しては、こうしたら良いと考えられる共通点があります。

  1. 肝機能を向上する。もしくは負担をかけずに肝機能再生しやすくする。
  2. 血液がサラサラになるように、食養生、食生活を考える。
  3. 腸内環境を整える。


この3つに、食事と肝硬変の身体と上手に付き合うように心がけることも重要ではないでしょうか?


   私どもは、漢方的に考えてそういったご提案もしたいと思っております。
   西洋医学と東洋医学の良い所を組み合わせていくことも一つの手です。

文責:中尾


 
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