犬、猫の漢方治療をしている「錦戸獣医科医院」の錦戸先生と、漢方の専門家で錦戸先生と一緒に漢方相談にのってくださる、「ウィルドラッグ」の門口さんと「相談堂」の西山さん・中尾さんです。



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■ペット漢方体験談
もう12年くらい前のお話です。
私(ペット漢方相談担当:福谷)のところでメス犬のトイプードルを飼っていました。
1匹だけでは寂しいので、ではオス犬のプードルを飼って、夫婦にしてあげようと考え、オスの子犬を飼いました。
可愛い子犬で、もともといたメス犬は、食い意地の張った子で、よくティッシュの箱に頭を突っ込んで抜けなくなって笑わせてくれましたが、オス犬のほうは大変上品な子でした。
飼い始めて1ヶ月ほどたったある日、それは突然始まりました。
オス犬が急にぐったりし始めたのです。
あわてて、15キロほど離れた、行きつけの獣医さんのところに駆けつけました。
しかしかわいそうなことにこのオス犬は、車酔いするのです。
バスタオルを敷いて、唾液をだらだら流しながら、通いました。
しかし、1週間ほどたった日についに家の中で、オス犬は横倒しになりました。
獣医さんの診断はジステンパーでした。
全然動かなくなった子犬を見ながら、可愛そうにまだこんなに小さいのにと思いました。
もちろん獣医さんには、さじを投げられていました。
そのころ私は、自分の健康管理のために、ある漢方薬を毎日飲んでいましたので、最後にこの子犬にも飲ませてあげようと考え、内服液ですから、スプーンに入れて子犬の口の中に流し込みました。
それは夜寝る前のことでした。
子犬が助かれば言いがなと思いながら、その夜は寝ました。
翌日心配しながら目を覚ますと、なんとその子犬が走り回っていました。
さすがに驚きましたが、ものすごい効き目でした。
「やったー、助かったぞー。えらいぞー。」といいながら子犬を抱きしめていました。
それから2匹の子犬達は、10年一緒にいましたが、メスの方は一昨年、乳がんでなくなりました。
これも発症してから約3年以上も、だんだん大きくなりながら、平気な顔をしていましたが、亡くなる半年前くらいから、メス犬は突然後ろ足が立たなくなり、動けなくなりました。
そこで、オスの子犬のことを思い出し、もう一度、先の内服液を使ってみようと思い立ちました。
さすがに今回は病気が病気だけに無理だろうが、少しでも楽になればと飲ませてみたのです。
すると、メス犬はなんと翌日には走り回っていました。
鬱陶しいくらい、家の中で走り回り、ソファーに飛び乗り、動ける喜びに浸っていました。
その後はしばらくの間、メス犬はまったく健康な状態に見え、普通の生活を送りました。私の目から見て、メス犬が本当に苦しんだのは、死の3日前ぐらいからでした。
オス犬のほうは、その後私がその漢方薬の錠剤を飲もうとすると、飛んできて催促するので、与えると上手にカリポリと音を立ててかじり、飲んでいます。
もちろん今でもすこぶる元気です。
オス犬は、かなりの老齢にもかかわらず、肌の色艶も綺麗ですし、毎日ジャーキーをねだっています。
私のこの犬達との経験をなるべく大勢の皆様に体験していただきたくて、この研究会を思い立ちました。
もちろん、その後は色々なペットちゃんたちの病気の研究も進み、かなり難解な病気の相談にも応じられるようになっています。
乳がんでなくなったメス犬の方も、今の私であれば助けられた可能性も十分にあると思います。
(元ペットの漢方相談員:福谷茂樹)
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