【薬剤師監修】 肺気腫と漢方肺気腫とは
口や鼻から取り入れた酸素は、気管支を通って肺胞まで到達します。そこで、毛細血管中にある二酸化炭素と酸素のガス交換が行われ、酸素は全身へと運ばれるのです。しかし、長い年月をかけて肺が有害物質にさらされると、肺胞の壁が壊されてしまいます。すると、壊れた部分から肺胞同志がくっつき、肺胞の数がどんどん減ってしまいます。
また、ひとつひとつの肺胞が大きくなることで、空洞が増え、肺が伸びきった風船のように膨らんでしまうのです。そうすると、肺は酸素と二酸化炭素のガス交換がうまくできなくなるため、当然呼吸に影響が出ます。このような病態を、肺気腫といいます。肺気腫は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)と同じ意味で使用されています。
肺気腫の原因
喫煙をしているからといって、すぐに肺気腫になるわけではありません。肺胞の破壊は長い年月をかけて起こります。そのため、喫煙の影響で肺気腫になるには、20年から30年のギャップがあります。
肺気腫で気をつけること
肺胞の破壊は、一度起こると治すことができないため、肺気腫の根本的な治療法はありません。肺気腫と診断されたら、それ以上ひどくならないように対処を行うしかないのです。喫煙者の場合は、まずは禁煙が必要です。また、去痰薬で気管支をきれいにしたり、気管支を拡張する薬を使って呼吸を楽にしたりします。
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記事監修:薬剤師 中尾典義
薬剤師免許取得。吉富製薬鞄結梃、究所研究員として従事。その後、病院の薬剤師として臨床経験を積む。1995年家業(薬局)を継ぎ榎屋相談薬舗叶ン立。現在では元NPO日本抗老化医学会実践指導士、(社)日本漢方連盟 漢方委員、ミスユニバースジャパン鹿児島認定漢方講師など多方面で活躍。
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