胃酸を抑える薬を飲んでいるのに、なかなか逆流性食道炎が治らない方へ…人それぞれ違う症状とその根本の原因から見る治し方を胃腸専門医とも提携する漢方薬剤師が解説致します。
きっとお役に立てるかと思いますので、逆流性食道炎でお悩みの方は一度ご覧くださいませ。相談費用は無料です。漢方は病状・予算に応じて対応できます。
<目次>
逆流性食道炎は、胃の入り口と食道にある筋肉が緩んでしまうことにより、胃酸など胃の内容物が食道のほうに逆流を起こす病気です。食道の粘膜が胃酸によって傷つけられることで、胸〜喉〜口の中にかけて痛みや違和感が出るので上記のような症状が起きます。
※バレット食道
食道の粘膜が胃酸により炎症を繰り返すことで、胃粘膜と似た細胞に置き換わってしまう症状。細胞の変性が起きやすくなっているため、食道がんの原因の一つとも言われています。
まず挙げられるのが胃酸の過剰分泌です。食生活の欧米化によって肉や脂っこい食事が多くなり、食事の量も増えてくると胃が消化のため活動が活発になりすぎるため、胃酸の過剰分泌を招きます。それで過剰になった胃液が逆流してくるのです。
そのために疲れた胃を整えてあげる必要があります。
もう1つの逆流性食道炎が起こる原因は、食べ物が体内へ送られるときに食べ物を包み込むようにぜん動運動を行って胃へ運ぶ筋肉の力の低下が原因です。
普段から閉じていて食べ物が送られるときにのみ少し開くだけという食道ですが、逆流性食道炎が起こるのはこの食道の筋肉が緩んで開いたり、胃液の量が増えすぎて逆流してしまうことで起こります。
現在、病院での標準的治療法は主に以下の3つです。
<胃酸分泌抑制剤(H2ブロッカー、プロトンポンプ阻害剤:PPI)>
胃酸の分泌を抑えます。
例:オメプラゾール、パリエット、ネキシウム、タケキャブ、ガスター 等
<制酸剤>
胃酸を中和して刺激を軽減します。
例:炭酸水素ナトリウム(重曹)、酸化マグネシウム 等
<消化管運動機能改善剤>
副交感神経の働きを高め、胃腸の消化機能を助けます。
例:ガスモチン、アコファイド 等
実は胃を元気にしていくものではありません。
そのためずっと治療薬を飲むという事になります。
いかがでしたか?最後に、基本的な治し方の流れをまとめておきます。
@食事の内容、ストレスの状態、姿勢などを少しずつ意識する
A適切な薬を選んで胃酸と胃の働き方のバランスをとる
生きていくためには食事をとる必要があり、家族、友人、知人とのコミュニケーション、楽しみ、喜びでもあります。お食事のたびに、胃痛や胸やけがずっと気になるのは誰でも嫌ですよね。
胃酸を抑える薬を長く飲んでも治らない…という方には、漢方により体質改善という選択肢もあります。自分の症状や状況に応じて、考えてみてはいかがでしょうか?
記事監修:薬剤師 中尾典義
薬剤師免許取得。吉富製薬鞄結梃、究所研究員として従事。その後、病院の薬剤師として臨床経験を積む。1995年家業(薬局)を継ぎ榎屋相談薬舗叶ン立。現在では元NPO日本抗老化医学会実践指導士、(社)日本漢方連盟 漢方委員、ミスユニバースジャパン鹿児島認定漢方講師など多方面で活躍。
|
榎屋相談薬舗
明治40年福岡県行橋市に相談薬局として開局。北九州地区一番の老舗漢方相談薬舗です。温かいスタッフと丁寧な説明をします。
・癌や腹水など病の回復に
・婦人病や不妊症など
・漢方ダイエット相談
・様々なお肌のトラブル
・神経痛や様々な痛みに
・訪問看護
医薬品販売許可
許可番号 第13500017号
10:00〜18:00
店休日/日曜日
公式サイト