【薬剤師監修】 陰嚢湿疹と漢方陰嚢湿疹とは 症状は陰嚢の強いかゆみです。これは陰部掻痒症と同じです。かゆみを紛らわせるために爪などでかくことにより、掻爬性(そうはせい;皮膚をひっかくことによる)湿疹が生じます。この段階で陰部湿疹とお医者さんは診断します。 掻爬性湿疹が生じた後に皮膚の溝が深まって、皮膚が盛り上がったようになります。これを苔癬化(たいせんか)とよびます。 苔癬化が起こるとさらにかゆみがひどくなり、慢性単純性苔癬に進んでしまいます。慢性単純性苔癬はビダール苔癬あるいは神経皮膚炎とよばれることもあります。
◆陰嚢湿疹の原因
◆陰嚢掻痒症の正しい治療がポイントになります 十分な保湿を行い、かゆくても患部に刺激を与えないことが重要です。かゆみを抑えるためには抗ヒスタミン剤をお医者さんが処方してくれる場合もあります。また皮膚のかゆみ止めとして薬局で抗ヒスタミン軟膏を手に入れることも可能です。 湿疹ができたときには進行を止めるためにステロイド剤を用いる場合があります。概要のステロイド剤を用います。これはお医者さんの処方でも、薬局でも入手可能です。 ステロイド剤の場合には薬剤が湿疹を誘発する可能性があるので、1週間ぐらいで湿疹が小さくなるあるいは湿疹が盛り上がってきた場合にはお医者さんに相談してください。
◆陰嚢湿疹と漢方薬 陰部湿疹ができてしまったときには、悪化を食い止めるために陰部掻痒症の漢方薬を続ける必要があります。 陰部湿疹に対する漢方薬は体の抵抗力を上げる事によって湿疹のかゆみを抑えるものがあります。この場合には体質によって漢方薬が使い分けられます。 湿熱下中:ストレスや食生活の不摂生が原因で体の抵抗力が落ちている場合。 肝腎陰虚;肝腎が弱って、抵抗力が落ちている場合。 漢方薬の場合には効果がるまでに時間がかかる場合があります。その時に皮膚に刺激を与えては意味がなくなります。抗ヒスタミン薬などのかゆみ止めと併用して悪化を防ぎましょう。
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記事監修:薬剤師 中尾典義
薬剤師免許取得。吉富製薬鞄結梃、究所研究員として従事。その後、病院の薬剤師として臨床経験を積む。1995年家業(薬局)を継ぎ榎屋相談薬舗叶ン立。現在では元NPO日本抗老化医学会実践指導士、(社)日本漢方連盟 漢方委員、ミスユニバースジャパン鹿児島認定漢方講師など多方面で活躍。
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