【薬剤師監修】 陰嚢水腫と漢方陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)について
陰嚢水腫の原因
後天的陰嚢水腫は成人に発生するもので、炎症、外傷、腫瘍などに伴い院の王に水がたまる症候性(別の病気による)水腫がほとんどです。
乳幼児の陰嚢水腫の進行と治療
治療は手術で、腹水の漏れる部分をふさぐことで陰嚢水腫の原因を取り除きます。小児が相手なので、全身麻酔で行う場合が多いですが、通常30分以内で終了します。病院によっては午前中に手術して、麻酔から完全に覚め、発熱がなく、飲水・排尿に問題がなければ夕方には帰宅できる場合があります。
成人の場合には炎症、外傷、腫瘍などの原疾患の治療を行います。かつては陰嚢の水分を注射針で取り除くことを行うお医者さんがいますが、これは対症療法で水を抜くことにより、また腹水が漏れ出ることになり、再発を繰り返し、感染症の危険性を伴うことから今では行われていません。
手術以外には漢方薬で完治した例もあります。
その間、自分の性器が他人と違うということがトラウマになる可能性があることから漢方薬を用いる事があります。(注射器で水を抜くのは前述のように治療としては適していません。)
治療に使われる漢方薬には水のめぐりをよくして、陰嚢水腫を小さくするものがあります。この場合には腹腔突起が完全に閉まるわけではないので、再発することがあります。
もう一つの漢方薬はお腹の筋肉を引き締めて、穴を自力で閉じてしまうという方法です。これは症例によっては完治する可能性がありますが、一般化されているわけではありません。(「漢方治療が奏効した小児印欧水腫の一症例」日東医誌 59(4)647、2008、と奏功したことが1例だけで文献になっています。)
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記事監修:薬剤師 中尾典義
薬剤師免許取得。吉富製薬鞄結梃、究所研究員として従事。その後、病院の薬剤師として臨床経験を積む。1995年家業(薬局)を継ぎ榎屋相談薬舗叶ン立。現在では元NPO日本抗老化医学会実践指導士、(社)日本漢方連盟 漢方委員、ミスユニバースジャパン鹿児島認定漢方講師など多方面で活躍。
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