【薬剤師監修】 多発性筋炎と漢方多発性筋炎とは
障害が進行すると、筋肉に力が入らなくなったり、筋肉に痛みを生じたりするほか、悪化すると筋肉の萎縮も見られます。特に、飲み込みにかかわる筋肉が障害を受けると、誤嚥や窒息が起こり命にかかわることもあるため、注意が必要です。
多発性筋炎の原因
体内で作られた抗体が筋肉を攻撃することで、筋肉が障害を受け、多発性筋炎が引き起こされてしまうのです。また、抗体が自分の肺を攻撃し、傷つけてしまうと間質性肺炎が起こり、心臓を攻撃すると心不全を引き起こすため、様々な臓器への合併症も起こりやすくなります。
多発性筋炎で気をつけること
急性期が過ぎたあとは、筋力の回復や関節が凝り固まってしまうのを予防するために、理学療法やリハビリを行う必要がありますが、薬物療法後、血液検査で筋力が回復しているのを確認してから行っていく必要があります。
治療は、薬物療法が主になります。自己免疫を抑制するため、免疫を抑える副腎皮質ホルモンが使用されます。効果がない場合は、免疫抑制剤を服用します。
漢方と多発性筋炎
体力が中等度あり、むくみや口喝がある場合に使われます。病気の初期に使用するほうが、効果出やすいと言われています。 |
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記事監修:薬剤師 中尾典義
薬剤師免許取得。吉富製薬鞄結梃、究所研究員として従事。その後、病院の薬剤師として臨床経験を積む。1995年家業(薬局)を継ぎ榎屋相談薬舗叶ン立。現在では元NPO日本抗老化医学会実践指導士、(社)日本漢方連盟 漢方委員、ミスユニバースジャパン鹿児島認定漢方講師など多方面で活躍。
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