【薬剤師監修】 前立腺炎と漢方前立腺炎とは 前立腺の病気としては前立腺肥大がよく知られています。これは年齢により、前立腺が肥大し、尿が出にくいなどの症状を訴えるものですが、致命的なものではありません。
前立腺炎は年齢にはあまり関係がなく、前立腺に炎症が位起き、会陰部(えいんぶ:性器と肛門の間の部分)に痛みを感じる、残尿感、頻尿、頻尿痛など多彩な症状があらわれて、すぐに命に影響はありませんが、社会的生活に影響を与えます。
このような疾患をQOL疾患(Quality of Life 疾患:命にかかわることがないので、比較的治療の研究が遅れている分野の病気、患者さんの訴える症状はさまざまですので、それを聞き取り、検査結果と合わせて診断する必要があります。)
前立腺炎の原因
1.急性細菌性前立腺
2.慢性細菌性前立腺炎
3.慢性前立腺炎
4.無症候性・炎症性前立腺炎 3のような炎症所見があるのに全く無症状の前立腺炎を指します。 診断は問診、直腸診によって判断します。ただし、1の場合には触診により血液に菌が広がったり、敗血症を起こす可能性があるので、注意が必要です。
前立腺炎のようなQOL疾患の症状を軽くするのには漢方薬が力を発揮します。
残尿感をなくす薬としては、薬価収載されているセルニチンポーレンエキスがあります。(これはお医者さんの処方が必要です。)、体力に関係なく使える漢方薬もあります。
にぶい痛みや排尿痛がある場合には体力が中等度以上の人にお勧めの漢方薬があります。頻尿や尿漏れがあり場合には、体力が中等度以下で、疲れやすく、冷えがある事を改善することによって、頻尿や尿漏れに対して効果がある漢方薬があります。
前立腺肥大症の症状は過活動膀胱と似ています。西洋医学では前立腺肥大症と過活動膀胱の治療は原因が異なることから、治療法も少し異なります。
漢方薬の場合にはその人の性質に合わせて症状を取ることから、病気の区別よりも、1人1人の体質に合わせて調合されるものです。 現在は単味の漢方薬がサプリメントのような販売方法が行われている場合があります。漢方薬は体質に合わせて飲むものだということを理解してから、そのようなものを使う必要があります。
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記事監修:薬剤師 中尾典義
薬剤師免許取得。吉富製薬鞄結梃、究所研究員として従事。その後、病院の薬剤師として臨床経験を積む。1995年家業(薬局)を継ぎ榎屋相談薬舗叶ン立。現在では元NPO日本抗老化医学会実践指導士、(社)日本漢方連盟 漢方委員、ミスユニバースジャパン鹿児島認定漢方講師など多方面で活躍。
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