腹水の原因や症状 -漢方についての相談

当店へご相談頂いた方のお話です。

 

別の薬店に相談し、腹水が治りますよと漢方薬を処方してもらったとのことです。

 

お話をよくお聞きすると、腹水でおなかがパンパンで飲めないのに、「量が多く、非常に苦くて飲みにくいものを7種類お湯に溶かして飲むと腹水が改善しますよ。」と言われたそうです。

 

その話を聞いた時、その漢方処方の意味は全部わかりますが、そんなに飲ませるのは実情に合ってないだろうと思いました。

 

その腹水患者さんは、飲んですぐ吐き、とても飲めない。
そのため返って衰弱し、腹水が悪化しているとのことです。

 

そこで私達、相談堂を思い出してきたということでした。

 

私たち相談堂は漢方薬のプロとして、腹水の患者さんの状況と立場をきちんと分析して、ホスピタリティーをどのように尽くせるかという事を重要視しています。

 

腹水の患者さんが到底、飲めない不味い処方を7種類も飲ませたり、病院からたくさんの薬が出ているのに、さらにたくさんの錠剤をのませてお腹を苦しめたりする。

 

本末転倒になっているケースも多々あります。

 

相談堂では、腹水の場合、まず患者さんの実情を分析し、少量で飲みやすく且つ、即効に改善できるようにシンプルに処方する必要があると考えています。

 

また腹水に限らず漢方薬をご提案する際には、常にコストパフォーマンスを考えております。

 

難病患者さんであまり飲めない状況の人には、患者さんに出す前に、自分でまず自分の処方を飲んで、その患者さんの気持ちを考えないといけないですよね。

 

まず自分で試す。それが漢方屋として最も大事なことだと考えています。

 

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